内閣府の世論調査では老後の生活を考えた場合に「現在の地域に住み続けたい79.2%」「移住したい19.1%」となっていました。移住先として重視することでは、「自然災害が少ないこと」はあるが、「犯罪発生率については」無く、気にしていないようです。犯罪発生率が高いところでは129人に1人が遭遇する可能性があり安心した老後を過ごしたいのであれば治安も考えましょう。
定年後の移住先として重視すること、治安も考慮して!
- 病院やスーパーが近くて便利であること
- 交通の便が良いこと
- 自然災害が少ないこと
- のんびりとした時間が流れる場所であること
- 過ごしやすい気候であること
確かに、1.や2.は高齢になり車の運転ができなくなっても生活できるために重視したいところです。
3.の自然災害は近年多発しているので移住するなら自然災害が起こる確率が少ないところがいいです。
4.5.も老後はスローライフでというのも理解できますが、ちょっと待ってください。
スローライフするためには、安心安全が必須ですよ!
一般的に田舎の犯罪発生率は低い傾向にありますが、住宅侵入窃盗発生率は田舎(地方)だからといって安心できません、むしろ治安の悪い県があります。
移住先で窃盗に遭って、それまで蓄えていた財産を失うなんてことがあれば大変です。
移住先の治安も考慮しましょう。
都道府県別の犯罪発生率ランキング
ALSOKが警察庁の犯罪統計をもとに作成した資料によると、各都道府県の人口を考慮した犯罪遭遇率は次の図のようになった。
出典:ALSOK「全国治安ワーストランキング2021」
ワーストは?
1位は大阪府で129人に1人
2位は兵庫県で162人に1人
3位は埼玉県で166人に1人の割合で犯罪に遭遇していることになります。
1位は大阪府で129人に1人
2位は兵庫県で162人に1人
3位は埼玉県で166人に1人の割合で犯罪に遭遇していることになります。
都道府県別の住宅侵入窃盗発生率のランキング
ALSOKが警察庁の犯罪統計をもとに作成した資料によると、各都道府県の人口を考慮した住宅侵入窃盗発生率は次の図のようになった。
出典:ALSOK「全国治安ワーストランキング2021」
まとめ
- 犯罪遭遇率は、地方に比べ都会の方が高く治安が悪い、治安が1番悪い県では129人に1人の確率で遭遇するため、犯罪に遭遇することは他人ごとで無くなっている。
- 住宅侵入窃盗発生率は、都会と地方の区別がなく、地方であっても高く治安が悪い県がある。
- 今後さらに地方の人口が減少すると人の目が届かないところに住宅侵入窃盗が増えることが懸念される。