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移住で失敗しないために|消滅する市町村には行くな!

郊外Family

平成26年に国土交通政策研究所から報告された2040年の日本では、多くの市町村が消滅可能性があると判定された。東京在住者の移住に関する意向調査では40%以上の人が移住予定、または検討したいとしている。利便性の良い都心から消滅市町村へ移住したら後悔することになる、老後に不幸にならないように未来のイメージを持って行動しよう。

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消滅する可能性のある市町村

消滅する可能性のある市町村とは

  • 人口の再生産力= 「20 ~39 歳の若年女性人口」と考える。
  • 消滅する可能性のある市町村とは、 2010年から2040年にかけて、20~39歳の若年女性人口が 5 割以下に減少する市区町村のことです。
  •  例えば、ある自治体で、生まれてから20 ~39歳になるまでに男女ともに 3割程度の人口流出があるとする 。
  • 出生率1.4が続くとすると、概ね30~40年後に若年女性は現在の5割に減少する 。
  • 減少を回避し人口を維持するためには、直ちに2.8 ~2.9 の出生率が必要だが 実現は難しい。

下の図で色塗りされた市町村が消滅する可能性のある市町村である。

消滅

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

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移住に関する意向調査

東京在住の40%以上が移住を考えているが、どんな理由で移住を考えているのか移行調査から理解しよう。

移住予定、移住を検討したか?

東京在住の人で移住を考えているのは40%を超えている。
これは、地方出身の私にはよく理解できる、都会は不動産が高く、緑も少ないし、大気汚染や騒音が気になる。
働いているうちは我慢できるが、退職したのならもっと物価の安くで自然が豊富な郊外に移住したいと思うのは当然かと思う。
この調査で意外だったのが、10〜20代の若い人が移住の意向が強いことである。
むしろ若い人は、東京に行きたいと考える人が多いと思い込んでいたので意外な結果であった。

検討出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

Uターンや二地域居住を行ってみたいか?

30%ぐらいの人がUターンを希望している、年齢別でみると10〜20代の世代が多いのは大学や専門学校などで東京に住んでいるが卒業したら、いずれは出身地に戻りたいと考えているためと考える。
二地域居住を希望している人が28%ほどいるのは、東京在住者の所得が高い人が多く、二地域居住する経済力を持っている人が多いためと考える。
Uターンは東京から離れたいという意向であるが、二地域居住は東京から離れたくはないが郊外にも住んでみたいという意向で数字の持つ意味が違うと感じた。

検討2

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

移住したいと思ったきっかけは?

移住したいと思ったきっかけを見ると、人生の節目に環境を変えてみたいと考えるようだ。
例えば、就職、転職、退職、介護、子育てのように。
30〜50代にみられる早期退職は10代の就職と同じ理由ではないかと考える、早期退職して地方に戻って就職する人が多いと予想する。
まさか、早期退職が早期リタイヤ(経済的自立)で働かないではないと思います。
60代の定年退職を除けば、移住する理由があり、どちらかというと転居という意味に近いと思う。

検討

理由

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

移住したい理由は?

10〜50代のスローライフと出身地という理由は関係していると思う。
地方から東京にでてきたが、出身地に戻りたいという理由だと予想する。
60代のスローライフは、仕事から離れたので物価の安くて自然の多い環境でスローライフをしたいという生活スタイルの変更を意味している。
ただ、スローライフを求めて地方移住すると失敗するようです。
地方の方が人間関係は密になり、イベントが多く、また生活する上でも何かと手がかかるようです。
利便性が良い環境ではスローライフが実現しますが、不便なところでは自分が行うことが多くなるので忙しくなることを覚悟した方がいいです。
スローライフのスローとはゆっくりできるという意味でなくて、情報が少なく人流が少ないのでゆっくり時間が流れているように感じるという意味なんでしょうね。
ゆっくりのんびり過ごしたいという意味でスローライフを求めるのなら利便性のある都会の方が実現します。

検討

理由

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

移住を考える上で重視する点は?

生活のコストも地方に移住してかからないこともあるが、余計にかかることもあります。
例えば、都会のようにインフラが整備されていないので車を運転できているうちは良いが、運転できなくなると最悪な状況になります。
市町村からタクシーチケットを支給されるところもありますが上限があります。
通院の費用だけでもお金がかかるのに、交通費が上乗せされていると家計が大変になります。
ガス代も都市ガスに比べプロパンガスは割高になります。
寒い地域に移住すると暖房費もかなり負担になるようです。
不動産価格は都市と地方の格差が広がっているので楽になりますね。

検討

理由

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

移住する上での不安・懸念点は?

移住する上での不安・懸念点はやはり仕事ですね。
人のいるところに仕事が生まれるので、過疎化する市町村で仕事を見つけるのは大変です。
出身地に戻る理由であればリスクを抑えられますが、新天地に移住するのであれば移住する前に仕事を確保してから行動した方が安全です。
高齢化してからの移住は病院にかかるリスクが高くなるので健康状態を確認してから行動した方が良いです。
がん、心臓、脳血管などの専門病院は県に一つぐらいしかなく利便性のある立地にあるので田舎に移住すると大変になります。

検討

理由

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

地方は小さな拠点化の街づくり

国や県、市町村は人口減しても行政サービスを維持するために小さな拠点化を進めています。
この小さな拠点化の地域に住めば今まで通りの行政サービスを維持するが、そこから離れたところでは行政サービスが届かなくなります。
地方で生活している人たちでも、地方の拠点化された街に移住を求められるようになります。
子供がいれば小中学校の閉校により拠点化された街に集まるようになります。
この流れに逆らうように田舎に移住すると大変です。
不便さを求めて生活するぐらいの覚悟があれば別ですが、移住するなら地方で拠点化されている街に住むのが良いと思います。

小さな拠点

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」

移住するなら地方中枢拠点都市

先に、地方に住むなら拠点化された街に住むことをおすすめしましたが、国土交通省は地方中枢拠点都市を示しています。
地方移住を考えるのなら、拠点都市やその生活圏で探すのが良いと思います。
車を運転して、不便さも楽しく感じている間は良いですが、いずれもっと年を取り車を運転できなくなる時が来ます。
そんな時でも困らず、行政サービスを受けられる地域で住んでいる方が安心して暮らせます。

地方中枢

出典:国土交通政策研究所「地域消滅時代を見据えた今後の国土交通戦略のあり方について」